<治療前>


<治療後>


この症例もまた上顎無歯顎です。
患者様は、大阪から通って下さる方でした。CT・シンプラントで術前に詳しく診査・診断した所、やはり骨量がなく、骨質であるハンスフィールド値も低く、骨がやわらかく、また、上顎洞までの距離がなく、左右サイナスリフトの手術を行い、PRP法(多血小版血漿)を併用してインプラントを8本埋入した、かなりの難症例でした。またオペに関する不安が大きく、血圧も高い為、心電図付きのマイオモニターを用いて、麻酔専門医と、外科ナースによる、全身管理を行いながら、セデーションを行い、慎重にオペを行いました。
オペ中に血圧が高くなりましたが、麻酔専門医と外科ナースの全身管理により、無事オペを安全に行う事ができました。
ファイナルが入った時は、最高です!
入れ歯は話しにならない!なんでもよく噛める!と絶賛して頂き、感激されていました。
オペが、難しく、つらかった分、とてもうれしく思いました。やはりこちらの難症例も、もちろん必ずCT・シンプラント(シュミレーション・ソフト)を使用 して詳しく術前の診査・診断をしてクリニカル・エビデンスに裏付けされた、予知性の高いインプラント治療を行わないと、成功しないでしょう。
- 自費診療です。
- インプラント手術を行い、インプラント埋入。上部構造ジルコニア装着。
- 35万~80万円
- 治療期間、回数:3~4ヶ月、5~6回
- インプラントが何らかの原因でまれに、着かない場合があります。